岩間山についてAbout Mt.Iwama

岩間山

岩間山は京都府と滋賀県の県境にある山。西国三十三所観音巡礼道の途中にあり、
山頂近くには第十二番正法寺(岩間寺)があり、山号でもあります。

都道府県: 京都府 滋賀県
標高: 443m
2万5千図: 京都東南部、瀬田

岩間山

豊かな自然と文化に彩られる岩間山

岩間山は京都と滋賀の県境、琵琶湖の南に位置する標高443mの山です。
ふもとには古くから酒蔵のまちとして知られる伏見、良質なお茶で名高い宇治があり、
豊かな名水に恵まれた地域であることがわかります。

山頂付近には岩間寺

岩間山の山頂付近には、松尾芭蕉が「古池や蛙飛び込む水の音」という名句を詠んだといわれる岩間寺があります。
岩間寺は正式名称を岩間山正法寺(いわまさんしょうほうじ)と言い、
西国三十三カ所霊場の第12番札所になっていることから多くの巡礼者が訪れます。
本尊には、「汗かき観音」として慕われる観音像があり、人々を苦しみから救うべく毎晩136の地獄を巡ることから汗を流すと伝えられています。
春は桜、秋は紅葉に囲まれて目を楽しませてくれる趣ある本堂や大師堂、芭蕉の古池、汗かき観音など、見所が多い岩間寺。
地元の人々はもちろん、観光客からも愛される名所になっています。

タカの渡り

岩間山はタカの仲間である「ハチクマ」が多く集まるスポットです。
ハチクマは繁殖地と越冬地を定期的に行き来する「渡り」をすることで知られます。
毎年9月頃には、雄大な岩間山上空の景色を背景にして渡って行くハチクマの姿が見られ、多くの野鳥ファンを魅了しています。

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